集客が少ない?WEBから安定的に集客をし、チラシが当たらなくなってきた時代を早急に乗り越える方法とは?
いつも住宅業績アップマガジンをご愛読いただき誠にありがとうございます。
船井総研住宅コンサルタントの中村好です。
今回のテーマは「安定的にとれるWEB集客法」です。
ここ数か月で全国の多くの会社様から
「集客が少ない」、
「前までイベントに何十人と集客できていたが今では一桁」
という声を多くいただきます。
ですから、イベントでこけてしまうとその月の集客がほとんどない!
という状況になってしまう会社様が全国的にまだまだ少なくないのでしょう。
確かに、数年前までは、
興味がある会社のチラシや看板を見たらすぐに来場!
というお客様がいたと思います。
しかし、最近のお客様の行動を分析すると、
「そろそろ新築住宅を建てたいな~」
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「WEBで検索してみよう」
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「沢山住宅会社があるんだな~」
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「HP見る感じだとこことここの会社良さそう!」
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「なるほど。なるほど。こっちの会社だとアットホームな感じだし、
ここにまずは資料請求してみるか」
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・・・(沢山の時間をかけてその会社に調べる)
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やっとのことで来場!
と、来場するまでにかなりの時間がかかっています!!!
5年程前までは家を建てたいお客様一人あたり、5~6社見て決めていましたが、
今の時代では2~3社とまで言われています。
(お客様によって1社で決めてしまう方もいます。)
ということは、お客様は来場するまでに、ある程度住宅会社を選別して
だいたいどこで建てるかも決定した段階で来場しています。
なので!!!
「検索」してまずは自社HPに入っていただき、
そこで「共感」を持っていただくお客様を
いかに多くつくるかが今後の集客数に比例していきます。
この部分の仕組がない会社は今後集客に苦戦します。
今すぐにでもWEB集客へシフトすることを私たち住宅コンサルタントは提案しています。
そもそもWEB集客とは何をすればいいの?
WEB集客が大事だとわかっている会社様は多いかと思いますが
実際に何から着手すればいいのか、どこまでやればいいのか、疑問に思う方が多いです。
そんな方必見!着手するところをお伝えしたいと思います。
まず皆様に考えていただきたいことは、
現状のHPに入ってくるユーザー数やセッション数、また、
直帰率や滞在時間やWEBからの反響数は把握していますでしょうか?
まずは現状を確認する必要があります。
把握出来ていない方は制作会社にGoogle Analyticsを共有していただくよう依頼しましょう。
HPのベンチマーク数値
セッション数:商圏内の世帯数×3%
直帰率:45%以下
滞在時間:4分以上
HPからの反響率:0.5%以上(セッション数÷反響数)
リピーター割合:55%以上
以上、まずはベンチマーク数値をも目標にHPの強化をしていきましょう。
目標達成に向けて行う5つのポイント
①来場の敷居を下げるため、イベントレポートを掲載
お客様は会社に興味があってもなかなか来場するまでに、
「押し売りをされるのではないか」、「行ってみて微妙だったら嫌だな」と思う方が多いです。
ですから、人が沢山来場された時は、写真を撮ってHPに掲載!
例:「7月27日、28日に夏のマイホームフェアを開催いたしました。
今回も多くの方が来場され、賑わっていました!
(写真)・・・・・・
定期的にイベントを開催しておりますので、是非、
次の機会にお気軽にご参加ください。
〇〇建設一同、心よりおまちしております。
次回のイベントはこちら▶(イベントページのリンクを貼る)」
といった感じで掲載していただければお客様の来場の敷居を下げることが出来ます。
更新頻度:イベント後は必ず掲載
ルール:繁盛感の伝わる写真をアップ(集客が悪い場合は靴を並べた写真でもOK!)
②第三者評価訴求で施工事例を掲載
お客様は気になる会社が実際にどんなお家を建てているのか気になります。
先ほどお伝えしたようにお客様は来場まで沢山の情報を調べます。
ですから、ずーと施工事例が更新されないと、この会社人気ないのかな?と思ってしまいます。
また、実物が良くても写真の写りが悪かったり、暗かったりすると、一気にイメージダウンです。
施工事例は定期的にしっかりと更新し続けることを心がけましょう。
更新頻度:月1件以上
ルール:施工事例と共にお客様も写真に写っていただく
お客様インタビューも併せて掲載(動画だとなお良い)
③親近感・安心感訴求のためのスタッフブログを更新
「スタッフブログはどうせそんなに見られないでしょう」と
思う方が大半だと思いますが実はそうではないのです!
お客様は気になりだした会社に対して、「どんな人がいるんだろう?」と気になります。
お客様にとっては一生に一度の高いお買い物です。もちろん任せても大丈夫!と思う人にお願いします。
スタッフブログではスタッフの写真を必ず載せてお客様に安心していただく必要があります。
「優しそうなスタッフさんだから行ってみるか!」となるのです。
スタッフブログを徹底している会社様のGoogleAnalyticsを見ると、
反響になるお客様のほとんどがスタッフブログを2~5番目に見ています。
是非、実践してみてくださいね。
更新頻度:毎営業日
ルール:スタッフの顔写真を必ず載せる
④SEO対策のためのコラムの更新
SEO対策(検索順位)はまあ大変です!
しっかりと対策をしなくてはなりませんし、Googleのアルゴリズムの変動によっても順位が上がったり下がったりします。
しかし、検索順位はかなり大事です。
というのも、お客様はまずは住宅会社を検索し、表示された会社を上から見ていきます。
上に表示されなくては、せっかく施工事例やブログを更新していてもそもそも見られない、という状況になります。
ですからしっかりとお家づくりコラムとしてキーワードを入れ、関連するコンテンツをHPに掲載していきましょう。
更新頻度:毎営業日(多ければ多いほどなお良し)
ルール:1記事400~500文字程度
キーワードの挿入、ともに、関連するコンテンツを意識的に行う
⑤集客最大化のために、イベントページの更新
お客様は会社に来場するのはかなり敷居が高いため、来場予約が沢山ある!という会社は少ないです。
ですから、イベントページを設けてお客様が来場されやすい状態を作ってあげることが大事です。
HPに今後のイベントがなにもない!という状況を避けるために、イベント開始の1か月前までには必ず掲載してください。
ここがポイントですが、安定的な集客を取れるようになるためには、週替わりイベントを設けてあげてもいいでしょう。
イベントが開催されない日はないという状況を作っておくと安定的に、また平日の集客がとれるようになります。
また、イベント毎にしっかりと販促費をかけてイベントのリマーケティング広告をまわすことが大事です。
リマーケティング広告は一度HPに訪れている方へ表示されるので、反響になりやすく、リピーター率の上昇にも繋がります。
イベントリマーケティング広告に関しての記事はこちらになりますので、ご参照ください。
更新日:イベント開始日より1か月前
ルール:来店メリットを掲載する
まとめ
以上、5つのポイントを是非、実践し、
実施前と実施後にどれだけユーザー数やセッション数、直帰率、滞在時間、
反響数、リピーター率等が改善されたか確認してみてくださいね!
最後に
いかがでしたでしょうか?
本日は「安定的にとれるWEB集客法」というテーマでお話しさせていただきました。
今回の話の流れをお伝えします。
まず、チラシがあたらずイベントにこけ、集客がとれない会社様が増えてきたということで、ここ数か月のお客様の行動分析をお伝えさせていただきました。
そしてお客様行動分析により、今後WEB集客を実施する必要があります。
WEB集客の実施による、お客様目線のHPを作るために、
「イベントページ」や「施工事例」、「スタッフブログ」、「コラム」、「イベントページ」についてのお話をさせていただきました。
是非、集客にお困りの経営者様・マーケティング担当者様、初めて見てはいかがでしょうか?
今回も、船井総合研究所の中村好による住宅業績アップマガジンを読んで頂きまして、ありがとうございました。
この場では、触りの部分のみをご紹介しておりますが、更に詳しいお話もできるかと思います。
相談会などをフル活用して頂き、業績アップに貢献できればと考えております。
また、経営相談も実施しておりますので、何かございましたらお気軽にお申し付けくださいませ。
これからも宜しくお願い致します。
住宅業績アップマガジン修正担当 中村好